令和元年度 藤森病院 病院指標

外科て最も多い症例は下肢静脈瘤です。血管内焼灼術が多く行われています。２０２０年３月からはグルー治療（血管内塞栓術）を開始しました。
その他にも消化器系の悪性腫瘍手術、胆のう炎、胆のう結石症に対して侵襲の少ない腹腔鏡下での手術、鼠径ヘルニア手術などを行っています。

内科は消化器科、腎臓内科を専門科としていますが、近年の高齢化に伴い嚥下機能の低下による誤嚥性肺炎の患者数の割合が高くなっております。
最も多い症例は大腸ポリープです。令和元年度には７７件の内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を行っております。

2019年4月より常勤医師をむかえ、骨盤底筋リハビリテーション、子宮脱、膀胱脱、直腸瘤、腹圧性尿失禁など女性骨盤底筋医学と排尿のトラブルに力点をおいて診療を行っています。
泌尿器科において最も多い症例は臓器脱に対するメッシュ手術になります。

循環器内科では心不全の患者さんを多く診察しております。
その他にも禁煙外来や睡眠時無呼吸症候群の治療にも積極的に取り組んでいます。

整形外科では、首から下の主に運動器に関係する病気を扱います。当科では一般整形外科はもちろんですが、特に「足の外科」を専門とする医師が常勤で診療に当たっております。「足の外科」とは下腿中央付近（すね）から足先までの外傷や障害を診断し治療する分野です。
整形外科では変形性足関節症の患者さんを多く治療しています。平均年齢も５０代と若い傾向にあります。
その他外反母趾、内反小趾、屈趾症、巻き爪、偏平足、内反足、腱靭帯障害も治療しております。

外科で最も多い手術は下肢静脈瘤手術になります。下肢静脈瘤血管内焼灼術（レーザー治療）と下肢静脈瘤抜去切除術と合わせて令和元年度は１１８件行われております。
その他にも鼠径ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、乳腺手術、消化器系手術が行われています。

内科では内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を７７件行っております。
その他にも内視鏡的胆道ステント留置術、小腸結腸内視鏡止血術などが行われております。

泌尿器科にて最も多い手術は膀胱脱手術(メッシュ使用）です。令和元年度は７７件施行しています。
その他にも尿失禁手術、外尿道腫瘍切除術、膣閉鎖術を行っております。

整形外科で最も多い手術は外反母趾の手術になります。
その他にも変形性足関節症、屈趾症、靱帯断裂形成手術も行っております。

循環器内科ではペースメーカー交換術の手術を行っております。
その他にも動脈塞栓除去術や血管移植術、バイパス移植術なども行っております。