平成30年度 藤森病院 病院指標

伝統的に消化器系の手術が多く、最近ではこれに加えて血管系の手術、乳腺手術が増えています。
最も多い症例は下肢静脈瘤です。その他にも消化器科系の悪性腫瘍手術、胆のう炎等の腹腔鏡による手術、鼠径ヘルニア手術を施行しています。
膿皮症は下肢蜂窩織炎になります。

内科は消化器科、腎臓内科を専門科としていますが、近年の高齢化に伴い、多彩な身体的、社会的問題をかかえる患者さんにも様々な形で対応しています。
内科で最も多い症例は大腸ポリープです。平成３０年度には７７件の内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を行っております。
その他にも食道・胃の消化管診療、肝臓・膵臓・胆嚢・胆管などの腹部諸臓器の診療を行っています。

循環器内科では心不全の患者さん多く、高齢者に多く見られます。
健診等で循環器系に指摘を受けた患者さんや高血圧、狭心症、心筋梗塞の不安がある方、心電図に異常があった方などを対象に心臓超音波検査やトレッドなどの精密検査を行い治療にあたっています。
禁煙外来や睡眠時無呼吸症候群の治療にも積極的に取り組んでいます。

当院では一般整形外科はもちろんですが、特に「足の外科」を専門とする医師が常勤で診療に当たっております。
「足の外科」とは下腿中央付近（すね）から足先までの外傷や障害を診断し治療する分野です。
具体的には、変形性足関節症・外反母趾・内反小趾・屈趾症・巻き爪・扁平足・内反足・腱靭帯障害など治療しています。
尚、患者数が１０件未満の場合－（ハイフン）表示しています。

基本的には、患者さんにとって本当に侵襲が少なく、治療効果の高い手術とはなにかを常に探求しています。
最近は下肢静脈瘤の手術（下肢静脈瘤血管内レーザー治療と下肢抜去切除術）が年間120例施行されています。
その他にも鼡径ヘルニア手術・腹腔鏡下胆嚢摘出術・乳腺手術・消化器系手術が行われています。

内科年間７７件の内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を施行しています。
その他にも内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術、内視鏡的胆道ステント留置術などを行っております。

整形外科では変形性足関節症の手術として観血的関節固定術（足）を行っています。
その他にも外反母趾・強剛母趾・屈趾症・靭帯断裂形成の手術も行っています。

循環器内科ではペースメーカー交換の手術を行っています。