教えて!藤森病院

病気や治療のこと

Q.外来受診された患者さんは、どのような診察を受けるのですか?


足に太く浮き出た静脈を確認できれば静脈瘤と診断できますが、手術をすべきか、またはどのような手術が適しているかはカラードップラーで診断します。大伏在静脈もしくは小伏在静脈の逆流はあるか、深部静脈に異常はないかなどをみますが、この検査自体は全く痛みを伴わず、簡単に診断することができます。


Q.手術の場合はどのような手術になるのでしょうか?

かなり前から伏在静脈を引き抜くストリッピングという根治性の高い治療が行われてきましたが、近年はもう少し体の負担の少ない治療として、数カ所で静脈をしばって逆流を止める結紮術と、注射で静脈瘤を潰す硬化療法の組み合わせたものが主流となりました。藤森病院でも長年この治療を行ってきましたが、血管内レーザー治療が保険適用となったことをきっかけに2011年からレーザー治療を導入しました。この病院では現在までに約700人に対してレーザー治療を行っています。


Q.血管内レーザー治療の適応とメリットを教えて下さい。
私どもは今のところ、一番頻度の高い大伏在静脈瘤に対してレーザー治療を行っています。

実際、手術を受けられる患者さんの約8割がレーザー治療の適応となっています。大伏在静脈に光ファイバーを通してレーザーで血管の内側を焼く治療法で、いずれ血管は吸収されて無くなるため、ストリッピング術と同等の根治性が得られます。さらに殆どの患者さんが皮膚切開をしないので、このように美容的にも優れていると言えます。


Q.血管内レーザー治療はどこでも受けられる治療なのですか?

上記のように施設基準がありまして、研修やトレーニングをうけた実施医がいること、脈管専門医などのスペシャリストが常勤していること、循環器内科や血管外科と速やかな連携が取れることなどの条件を満たしたうえで、血管内レーザー焼灼術実施・管理委員会から認定を受けた施設に限られています。

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